お茶処、鹿児島県曽於市財部町の「松山製茶」様から今年も新茶の便りが届きました。今年の2月に弊社でパッケージディレクションを担当させていただいた新商品の「麗(うらら)」です。実はこの商品、毎年発売されるとは限りません。松山製茶様が独自に定められた厳しい品質基準をクリアした物だけが「麗」として販売されるため、天候不順などにより茶葉の出来が悪い年は販売されません。実は一昨年辺りからご相談はあったのですが、対外的に販売できるほどの数量が確保できないという事で、試作のみで販売は見送られたようです。
今年もその数僅か68袋・・一袋80g入りですので全て足しても5,440g。松山製茶様の茶畑880aから例年収穫される茶葉の総量は平均約70tだそうですから、つまり全体の0.008%にも満たないスーパーエリート茶葉って事ですね。しかも送ってくださったのは1/68~3/68というプレミアナンバー3袋。この「麗」はその年販売されるもの全てに総数と通しナンバーが手書きで付されます。それだけ数が少ないなら印刷には適さないので、いっそ手書きで書かれませんか?と提案し、ご採用いただいたのですが、その最初の3本。本当に光栄です。
すぐにも淹れて飲んでみたいところなのですが、近々お祝い事があり、折角なのでその席で頂きたいと思います。
麗は昨日から松山製茶さんのECサイトで販売開始されたところですので。興味のある方は以下からご確認ください。
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松山製茶公式
https://matsuyamaseicha.com/item/limited
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今回、同じ鹿児島県内でやり取りしててつくづく感じたのですが、我らが兵庫県も大概広いと思ってましたが、弊社、徳之島オフィスがある天城町から松山製茶様がある財部町まで、Googleマップによると車で18時間1分(フェリーで奄美大島の名瀬港を経由)、距離にして571.3kmの遥か北になるそうです。兵庫県の北端、日本海側の香住町から南端の南あわじ市まで215.9km、神戸から東京が517kmですので、如何に大きな距離かが分かりますね。同じ鹿児島県とはいえ、そりゃあ言葉も違って当たり前。先程「遥か北」と言いましたが、徳之島オフィスがある松原地区で「北」は「ニシ」、「南」は「ブエ」、「東」は「アガリ」、「西」は「イリ」だそうです。北がニシ、方向音痴の僕には致命的にややこしい。。
あ~後、もし徳之島の海で泳いでて「サバがいるよ~!!」と地元の人が叫んでたら全力ダッシュで陸に上がることをお薦めします。徳之島で「サバ」は「鮫(サメ)」の事です。