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こんにちは。たいそうな首題を書きましたが、最近すっかり運動不足で目標体重さえ見失ってるぼぶ爺です。たぶん肉体年齢55才くらい・・大して実年齢と変わらない?そういうことは知っててもスルーするのが大人ですよ♪~( ̄ε ̄;)きっと。。
そういえば先日のニュースで「JKは顔文字を使わない」と言ってました。そして言葉を極端に縮めるそうです。
「り」・・これは「了解」という意味だそうな。「リアル」でも「リーチ」でも「利益」でも「理想」でもなく「了解」(^^;)
今、突然巨大隕石が地球にぶつかって人類が絶滅し、2000万年後に新たな人類が文明を築いたとしても、発掘されたLINE文字は、たぶんヒエログリフより意味不明な事請け合いです。言葉自体元々社会を形成する動物の意思疎通を図るための記号ですから、各時代の社会の在り方に応じてどんどん変わってくるのは自明ですが、「り」で一体どの程度の範囲の意思疎通が図れるのでしょうねぇ。
物心ついた頃から本が好きだった僕は、ありとあらゆる言葉に影響されて生きてきました。自然科学から経済、極左から極右、マンガから古典。多分座右の銘は50回くらい変わってると思います。それで右肩が重いのかと思いましたが、きっと五十肩ですね。。
ひたすら絵を描き、ひたすら遊びまくった10代、仕事を覚える事に必死だった20代、お金を稼ぐことに必死だった30代、迷走の40代・・首題の徒然草を初めて読んだのはずっと昔ですが、40代の半ばに再び出会ってからずっと、この155段が僕の座右の銘です。当時の手帳に書いてたメモなので、正確ではありませんが以下に引用します。

『世に従はん人は、先ず、機嫌を知るべし。序悪しき事は、人の耳にも逆ひ、心にも違ひて、その事成らず。さやうの折節を心得べきなり。但し、病を受け、子生み、死ぬる事のみ、機嫌をはからず、序悪しとて止む事なし。生・住・異・滅の移り変わる、実の大事は、猛き河の漲り流るるが如し。暫しも滞らず、直ちに行ひゆくものなり。されば、真俗につけて、必ず果たし遂げんと思はん事は、機嫌を言ふべからず。とかくのもよひなく、足を踏み止むまじきなり。
春暮れて後、夏になり、夏果てて、秋の来るにはあらず。春はやがて夏の気を催し、夏より既に秋は通ひ、秋は即ち寒くなり、十月は小春の天気、草も青くなり、梅も蕾みぬ。木の葉の落つるも、先づ落ちて芽ぐむにはあらず、下より萌しつはるに堪へずして落つるなり。迎ふる気、下に設けたる故に、待ちとる序甚だ速し。生・老・病・死の移り来る事、また、これに過ぎたり。四季は、なほ、定まれる序あり。死期は序を待たず。死は、前よりしも来らず、かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し。』

長い座右の銘ですね(^^;)
ものすごく意訳すると「成功するにはタイミングが大事だけど、いつ死ぬか分からんのだから、人生で絶対実現したい事はタイミングじゃなくて今すぐやれ!」って事ですね。
そんなわけで僕は南の島で、猛き河の漲り流るごとく仕事をしてるわけです。けっしてボ~~っと釣りばかりしてるわけではありません( ̄^ ̄)
アレルギーの悪化やコロナや肺の既往症や色んな条件も、客観的にはすべてマイナス要素ですが、「実の大事」に関しては背中を押してくれたプラス要素なのかもしれません。
皆さんはどんな言葉に影響されましたか?そして「実の大事」は何でしょう?
因みに31才の頃の座右の銘は「海賊王に俺はなる!」でした(嘘)