毎度グダグダのブログをお読みいただきありがとうございます。ぼぶ爺です。
昨年、ホームページ(ECサイト)のリニューアルとリーフレットのデザインをさせて頂いた松山製茶様のネット事業部責任者 葵ちゃんから、お手紙と共に今年の新茶が届きました。何だか最近頂き物のブログばかりな気も致しますが、やはり届くのは、クレームよりプレゼントの方が断然嬉しいですね(笑)
彼女が神戸大学の経営学部時代からですので、もう15年以上のお付き合い。酒豪エピソードに事欠かなかった彼女も、今ではすっかり落ち着いて、実家のある鹿児島で腕白坊主のいいおかあさんをされていますが、未だに義理堅くちょこちょこ連絡を貰ったりこういった気遣いをしてくれます。
早速淹れてみました。一煎目は普通に少し冷ましたお湯で淹れましたが、新茶特有の若々しい香りと甘みが口から鼻腔全体に広がります。二煎目は氷で水出ししましたが、それでも甘味だけでなく旨味をしっかり感じました。
個人的な指向かもしれませんが、コーヒーはドリッパーの上でコーヒー豆を蒸らす為にお湯を注いだ瞬間の香りに至福を感じますが、お茶は急須から最後の一滴まで絞り切ったお茶を口に含む瞬間の味と香りに至福を感じます。コーヒーはコーヒー以外の様々な物にも合成香料が使われているように香りだけで成立するものですが、お茶はお茶にしかない旨味と繊細な香りのコラボで初めて成立するもののような気がします。
茶摘みの歌で有名な八十八夜は、立春から数えて八十八日目になる5月2日(今年は閏年なので5/1だったみたいです)頃ですが、なんで茶摘みの歌に八十八夜かというと宇治や静岡など本州の産地の新茶の最盛期にあたるためだと思われます。本来、鹿児島の茶摘みはそれら本州の産地より早く、4月初旬から茶摘みが始まるのですが、松山製茶様の茶畑がある都城盆地は、寒暖差が非常に大きく、季節の変わり目には霧島連山から流れてくる深い霧に覆われるため、概ね静岡と同じ4月下旬から5月中旬と、鹿児島にしては少し遅い収穫となります。出荷も遅くなりますが、ゆっくり時間をかけて育つ分、旨味の強いお茶に育つのだそうです。
普段、忙しさにかまけてインスタントコーヒーやティーパックで済ませてしまいがちでしたが、コロナのお陰で出張がほぼ無くなり、時間だけは増えましたので、コーヒーはドリッパー、お茶は急須で淹れるようになりました。オンオフの切替スイッチの様な役割をしてくれるせいか、仕事の効率もかえって良くなったような気がします。
非常事態宣言は解除されましたが、まだ暫く自宅やオフィス内で過ごす時間は増えるでしょう。どうせならStayHomeもStayOfficeも気持ちだけは豊かに過ごしたいものですね。
■美味しいお茶の淹れ方は松山製茶様のサイトでご確認いただけます。
是非一度チャレンジしてみてください。
あまりの味の違いに驚かれると思います。
https://matsuyamaseicha.com/charm/howto
購入もできますよ♪