今月は月の半分ほどを奄美群島の徳之島で過ごしました。
主な目的は撮影と花粉避難です。
花粉症じゃない方は、大げさなと思われるかもしれませんが、かれこれ20年以上花粉症と付き合っている身としては、とても切実な問題です。
昨年あたりから呼吸困難の様な症状が出て、なんだろうと思っていたのですが、杉よりも小さな花粉が肺まで入り込み、深刻なアレルギー症状を引き起こすことがあるようですね。またそこまで深刻な症状じゃない時でも、目のかゆみや鼻づまりなどがありますと集中力が落ちて仕事の能率がとても悪くなります。仕事の効率化に最も重要なのは、スケジュール管理でも計数管理でもなく健康管理な気がします。
今回奄美大島の一泊を経由していったのですが、徳之島に着いた時にはもう気分スッキリ!思いっきり息を吸い込めることの幸せを実感しました(^^)
向こうでは、夜何もすることが無いので、朝5時に起きて釣りに行き、7時にはホテルに戻って朝食を食べ、8時には仕事を始めるという生活でしたが、昼過ぎには予定していたデスクワークはほぼ終わってしまうという効率の良さで、天気のいい日は、写真の様な夕日が見える東シナ海を望むテラスで気持ちよく仕事ができました。花粉の季節は三日間一歩も外へ出ない事もある、布団も外に干せない神戸の春とは大違いです。
4月10日には前の海で遊ぶザトウクジラも見る事ができました。今年は少し北上するのが遅かったようで幸運でした。
こういった部分は、場所に拘束されない仕事で良かったなと思いますね。
離島は仕事が無く、大学で都市に行った若い世代が帰ってこないとよく聞きますが、僕たちの様なデザイナーやWEB関連の仕事など場所に拘束されない業態のIターンやUターンを促す政策をすれば、お金は島外から引っ張ってこれますし、島内の物価・給与水準に引きずられることもありません。今後益々クラウドソーシングなどが発達していくことを考えると将来性もあるような気がするのですが如何でしょう?そもそも労働力も無く物流コストも高いところに大手企業を誘致することに比べたら、余程現実的だと思うのですが。。
という事で、ARTBOBは花粉のない奄美群島以南の島に移転したいと思います。余暇でプロ志望を前提としたデザイン教室や完全に趣味の大人の塗り絵教室などもできたらいいなあ。
我が島こそはと思われる村長さん市長さん、たまの打ち合わせに行くための空港があり、ネット環境と電気さえ来ていれば、どこでも行けます。お奨めの物件などがございましたら、ぜひ情報をくださいませm(__)m
情報は以下まで
https://www.artbob.com/contact
生の情報を頂けるととってもありがたいです。
P.S.徳之島町地域おこし協力隊で徳之島に移住された「未来づくりラボ・いのかわ」の丸山代表、お忙しい中時間を頂きありがとうございました。色々な話をお聞かせ頂け大変参考になりましたm(__)m